こんにちは、しょごもんです。
簿記3級を約1か月で合格したので、その体験談などをつらつら~と書いていきたいと思います。
購入履歴と合格証書です!1か月で合格したっていう証拠を掲示しておきます!
もちろん一発合格です!
僕は工業高校卒でそのまま普通に就職し、職種も全然経理とかと関係ないので簿記とは全く無縁でした。
それでも約1か月で完全独学で合格できたので、そんなに構えて挑むようなことはないとだけは最初に言っておきますね。
他の資格と違って暗記で合格できる資格ではないから、とっつきにくい印象があるかもしれませんが全然そんなことありません。
それではさっそく合格体験談を書いていきますね。ご参考になれば幸いです。
あっ、ちなみに日商簿記2級も合格してます。
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数分だけでも可!簿記3級の相談に乗ります 通信講座で聞くほどじゃないけどワンポイントアドバイスほしい方日商簿記3級を独学で受験するきっかけ
興味ないかもしれませんが、最初に僕が日商簿記3級を受験するきっかけを紹介します。
この記事の冒頭でも書きましたが、僕は工業高校卒で普通に就職し、経理などとは全然会計ない仕事をしていました。
超普通の給料だったので副業でブログなどを始めていたのですが、しばらく時が経ちそれなりに安定して収益が発生するように。
と、ここで
どうせ確定申告が必要なら、青色申告(複式簿記)にして特別控除受けた方が得じゃない?
と思うように。
一番のきっかけは、確定申告を青色申告(複式簿記)で行い、特別控除を受けたかったからですね。
あとは単純に、日商簿記3級で勉強することになる「貸借対照表」や「損益計算書」を読める知識を社会人として持っておきたいな~というのがありました。
- 確定申告を青色申告(複式簿記)で行い、特別控除を受けたい
- 「貸借対照表」や「損益計算書」などの知識を社会人として身につけておきたい
日商簿記3級の独学に使用したテキスト
それでは僕が独学で日商簿記3級を合格するために購入したテキストを紹介します。
僕はTAC出版のスッキリシリーズからこの2種類を購入しました。
それぞれのテキストの感想・レビューをしていきます。
スッキリわかる 日商簿記3級 2024年度版 テキスト+問題集
日商簿記3級を勉強するにあたって、特に重要になってくるのは「テキスト」の位置づけになる本です。
多くの資格は最悪過去問だけをひたすらこなし、暗記すれば受かるものもありますが、日商簿記3級はそうはいきません。
「暗記」ではなく「理解」しないと合格できません。
このスッキリわかるシリーズのテキストは以下の特徴があります。
- フルカラーで見やすい
- 図解・イラストが多く分かりやすい
- ひとつひとつの章が短く区切って勉強しやすい
個人的には使っていてかなり勉強しやすかった印象です。
文字ばかりが並んでいたら読むのもおっくうになってきますが、そんなことが一切なくスラスラと読み進めることができました。
さらにはテキストの購入者限定特典が合格に近づくためにかなり活躍しました。
- 模擬試験プログラム
- 仕訳猛特訓
上記の特典が「テキストとは別」に利用できます。
この特典はウェブブラウザにテキストに付随してくるパスワードを入力すると使用できるようになります。
「模擬試験プログラム」では、試験を想定した問題をPCまたはスマホからできる内容です。
「仕訳猛特訓」は、簿記の基礎中の基礎となる仕訳をひたすら練習できる内容となっています。
特に「仕訳猛特訓」でひたすら仕訳の基礎を勉強できるのは、全く知識のなかった僕には大きかったです。
スッキリうかる 日商簿記 3級 本試験予想問題集 2024年度版
先ほど紹介した本は「テキスト」に位置するものでしたが、この本は名前から分かるとおり「問題集」となっております。
内容としてはこんな感じです。表紙にも書いてありますが、
- 紙面でできる問題集9回分
- ネット試験に対応した問題5回分
つまり合計14回分の問題を解けますね!
「テキスト」にも紙面の問題とネット試験対応の問プログラムが1回ずつあるので、合計で16回分の問題が解けるこちになります。
十分すぎるくらいさまざまな種類の問題を解けるので、全ての問題で80点以上取れたら本番でもほぼほぼ合格するでしょう!
TAC出版のスッキリシリーズがおすすめ
日商簿記3級を独学で勉強するためのテキスト類に迷ったら、TAC出版のスッキリシリーズを買っておけば間違いないでしょう。
特に個人的にうれしいのは「特典」のネット試験を想定したプログラムができたことですね。
ペーパーテストを受けるなたあまり関係ないかもですが、ネット試験(CBT試験)で受ける人にはこのプログラムの存在は欠かせません。
ネット試験を受けたからこそ言えますが、ネット試験の時の画面をほぼそのまま再現しているので本番でも安心して挑むことができました。
また、一番重要なテキストの内容も理解しやすいので、迷ったらTAC出版のスッキリシリーズを買いましょう!
日商簿記3級を独学で合格した勉強方法
僕が日商簿記3級を1か月で合格した勉強方法、そしておすすめする勉強する方法はこんな感じです。
まずはテキストを1回流し読みしましょう。
この時点では書いてある内容はあまり深く理解できてなくてOKです。
というか、1回じゃ理解できるわけもないので、まずは簿記の雰囲気をつかめたらいい程度で大丈夫です。
テキストを1回読んだら、テキスト巻末の基本問題を解きましょう。
応用問題もありますが、大部分は基礎的な部分の理解を確かめる内容となっています。
分からないところはテキストを読み返しながら基礎問題を解いていきましょう。
一度基本的な問題を解いたら、自分が理解できていたところ、苦手なところがある程度分かるかなと思います。
理解していた部分はさらに深く理解するために、苦手なところはちょっとでも理解できるようにテキストを読みましょう。
TAC出版のスッキリシリーズには、テキストの内容や付属している問題を解説してくれている動画をホームページ上で閲覧できます。
多くの方がつまづく苦手ポイントを分かりやすく動画で解説されているので、より理解が深まることでしょう。
簿記を合格するうえで「仕訳」ができないと話になりません。
TAC出版のスッキリシリーズの特典についてくる「仕訳猛特訓」を何度も勉強しましょう。
テキストにある問題、問題集の問題を解いていきましょう。
分からなかったところはテキストを見返しながらしっかりと理解しましょう。
ここまできたらあとは「問題集」を解く、不明点はテキストを読み返すをひたすら繰り返し、隙間時間は「仕訳猛特訓」をするという感じが良いでしょう。
すべての問題を最低2周したら、かなり理解が進んでいるころかと思います。
すべての問題を3周もしたらほぼ確実に合格できるくらいにはなっているかなとは思います。
日商簿記3級に限ったことではありませんが、「問題を解く」→「不明点をテキストで復習する」を繰り返すことが一番の合格への近道です。
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数分だけでも可!簿記3級の相談に乗ります 通信講座で聞くほどじゃないけどワンポイントアドバイスほしい方日商簿記3級の試験はネット試験(CBT試験)で受験
ネット試験(CBT試験)の体験談の前にまずは、日商簿記3級の受験方法の違いを簡単に説明します。
受験方法の違いを解説
日商簿記3級は2つの方法で受験ができます。
- ペーパーテスト
各商工会議所で受験可能 - ネット試験(CBT試験)
各CBT試験会場で受験可能
僕はネット試験(CBT試験)で受験しました。
ネット試験と聞くと、自宅のパソコンで受験できそうな感じもしますがそういうわけではないです。
試験会場に行って、そこにおいてあるパソコンで試験を受けるという感じです。
実際のところどちらで受験しても問題ないですが、なぜかネット試験のほうが合格率が高いみたいなのであなたもネット試験をおすすめします。
ペーパーテストとネット試験の違いを簡単にまとめるとこんな感じですね。
ペーパーテスト | ネット試験(CBT) |
---|---|
受験場所は商工会議所 受験日は年数回 合格発表は受験日から1~2か月後 | 受験場所はCBT試験会場 受験日はほぼ毎日 合否は受験後すぐ判明 |
また、ネット試験(CBT)の場合、問題用紙に直接メモを書き込めないので、ペーパーテストの場合と少し解くときのコツが変わってきます。
TAC出版のスッキリシリーズならネット試験の模擬プログラムもあるので、メモの取り方の違いもつかんでいきましょう。
ネット試験(CBT試験)の体験談
ネット試験会場は「日商簿記」の試験を行っているだけではなく、他のネット試験ができる試験も行っているみたいです。
代表的なもので言うと、「ITパスポート」や「FP3級」も同じ会場、同じ時間で受けられるみたいです。
また、試験もペーパーテストとは違い、試験管の「はじめっ!」の合図で始まるわけではありません。
受付したときに渡されるログインIDとパスポートを入力して、自分で「開始」ボタンを押した瞬間から試験開始っていう感じで、結構自由なタイミングで開始できます。
受験する内容は同じ部屋でもパソコンごとに違う試験をしてるって感じです。
試験の流れについては、当日受付時にちゃんと説明してくれるので安心してください。
試験「開始」してそのあとはポチポチカタカタを問題を解いていったら、自分で「終了」を押す、もしくは時間切れで試験終了となります。
その瞬間、画面上に合否判定・点数が表示され、その画面を印刷したら試験終了となります。
その場で合否が分かるのは個人的にはめっちゃ楽でした。
あとは、終了の受付をしたら試験が終了という感じです。
ちなみにネット試験(CBT)試験のルールはこんな感じです
- 必須な持ち物は「身分証明書」のみ
- 試験室入室前に持ち物はすべてロッカー内に保管
- 筆記用具・メモ用紙は当日配布される
- などなど
上記に加えて、簿記の場合は電卓の持ち込みも可能になっています。
行くまでに試験要綱などはしっかり確認してくださいね。
また、僕は今回の日商簿記3級以外にもいくつかネット試験を受けたのですが、会場によって若干ルールが違ったりするものもありました。
ある会場では予約時間30分までも開始できたのに、ある会場では5分前じゃないとできなかったり。
ある会場では受付をしたら、もうその部屋から退出禁止(つまりトイレも行けない)になったりするところもあるけど、建物から出なければ問題ない。
と、言った具合です。
これに関しては行ってみないと分からない部分もあるので、受付時の説明をしっかりと聞くようにお願いします。
日商簿記3級の合格に必要な勉強時間
日商簿記3級の合格に必要な勉強時間は80~100時間程度と言われています。
1日4時間勉強したとしたらだいたい1か月くらいですね。
仕事が忙しかったりで勉強時間をあまり確保できなかったとしても、3か月もあれば十分合格できるレベルかと思います。
それにネット試験の場合ほぼ毎日どこかしらでは試験が行われています。そのため、
- 「もう受かりそうだな」と思ったら受験日を前倒しできる
- 「まだ不安だな」と思ったら受験日を遅らせられる
ご自身のペースに合わせた勉強が可能なので、「合格に自信がある!」となったら受験しましょう!
日商簿記3級の合格率はどれくらい?
日商簿記3級の合格率は商工会議所のホームページにて確認できます。
- 統一試験(ペーパーテスト)
- ネット試験(CBT)
の2つに分けて掲載されています。確認してみるとどちらも、
合格率は40%程度付近を推移
していることが分かりますね。以下の画像が商工会議所のホームページから引用したものになります。
簿記 3級受験者データ(統一試験) | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
簿記 2級・3級受験者データ(ネット試験) | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
統一試験(ペーパーテスト)のほうは振れ幅が多い印象で、ネット試験(CBT)は安定して40%付近を推移していますね。
どちらで受験するかは好みでいいかと思いますが、僕は好きな日程で受験できて合否もその場で分かるネット試験が好きでしたね!
日商簿記3級はどんな問題がでる?
ざっくりとですが、日商簿記3級にはどんな問題が出るかを紹介します。
具体的な問題というよりかは、こんな雰囲気の問題が出ますよ~程度ですので。
第1問(仕訳問題)
まず第1問では、簿記の基礎中の基礎となる「仕訳問題」が15問出題されます。
それぞれが”完答”のみが正解で部分点はありません。
例えばこんな感じです。
「商品を10,000円分購入し、支払いは掛けとした。」この場合の回答はこうなります。
借方 | 貸方 |
---|---|
仕入れ 10,000 | 買掛金 10,000 |
まだ勉強していないと、「なんの話し?」レベルでさっぱりかと思います。
ただ、とにかく簿記を合格するにはこの「仕訳」ができないと、次の第2問、第3問も全く解けないので、ほぼ満点に近い点数を取れるくらいには頑張りましょう。
第2問(補助簿/勘定記入/伝票記入等)
第2問では、補助簿や勘定記入の問題が出題されます。
第1問の場合は、それぞれの問題が完答でのみ正解となりましたが、第2問では部分的に配点が割り振られています。
2点が10か所のときもあれば、3点が4箇所、2点が8か所みたいなパターンの場合もあります。
ですので基本的には部分点を稼いでいくことになります。
全部が分からなくても、点数は稼げます。
得意な範囲がきたらラッキーですが、逆に苦手は範囲が来たら…みたいか可能性があります。
そのため、簿記を合格しようと思ったら、可能な限り広い範囲をしっかり理解しておくことが重要です。
第3問(精算表/貸借対照表と損益計算書)
第3問では、「貸借対照表の作成」や「損益計算書の作成」の問題が出題されます。
いわゆる「決算」に関係する問題です。
こちらも第2問と同じく、完答ではなく部分的に配点が割り振られているので、完全に理解していなくても部分的に点数は取れます。
第3問では決算に必要な情報を書き出されており、それを「仕訳」して。それをさらに整理して回答を埋めていくことになります。
ですので、とにかく「仕訳」ができないと第3問でも点数は取れません。
また、個人的に第3問での注意ポイントがもうひとつあります。それは、
計算機の打ち間違いです。
第3問に限らず、1・2問でもそうといえばそうなんですが、特に第3問では、「計算回数が多く」「数字の桁数も多い」ので、良く打ち間違いをしてしまいます。
ひとつ打ち間違うと連鎖的にほかの箇所の答えもずれてくるという恐ろしい結末にもなりかねないので、電卓を短時間で正確に打つ練習も簿記の合格には必須となっています。
おすすめの回答順番
便宜上、第1問・・・とついていますが、その順番に回答しなくても問題ありません。
むしろ、第1問→第3問→第2問という順番で解いていきましょう。
勉強しているとこの意味も徐々に分かってきますが、「配点が高く、解きやすい」順に並べるとこうなります。
それに合格点は70点のため、第1問(45点)+第3問(35点)さえ回答したら合格も可能です。
第2問は少し点数を稼げたらいいなってレベルでもいいかもです。
日商簿記3級は独学で合格できるからチャレンジしよう
日商簿記3級なら早い方なら1か月、長く見ても3か月あれば十分独学で合格できるかと思います。
僕個人としては、通信講座などを受ける必要まではないかな~とは思います。
テキストもこの記事で紹介したTAC出版のスッキリわかるシリーズを買えば、十分合格に必要な知識は身につくでしょう。
ただ「どうしてもピンポイントでここだけ分からない!」みたいな箇所があればぜひ僕にご相談ください!
ココナラで電話相談サービスを行っているのでぜひ気軽に相談してください!
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数分だけでも可!簿記3級の相談に乗ります 通信講座で聞くほどじゃないけどワンポイントアドバイスほしい方日商簿記3級を独学で1か月で合格したのでテキストや勉強方法を紹介のまとめ
- 迷ったらテキストはTAC出版のスッキリわかるシリーズ
- 勉強の基本はテキストを読む→問題集を解くを繰り返す
- ペーパーテストとネット試験ではメモの書き方のコツが変わる
- 勉強時間は80~100時間目安
- 合格率は約40%
ここまでご覧いただきありがとうございます。
日商簿記3級は全然独学でも合格できるので、気張らずにチャレンジしていきましょう。
受験した体験談でこんなこと知りたいなどあればコメントやお問い合わせをくれたら、回答しますのでお気軽に質問してください。
それでは。
あっココナラで電話相談もお待ちしてますね!
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